台所用洗剤を使って、皮膚がヒリヒリしたり、カサカサするなど、手が荒れた経験のある人は多いと思います。
成分の合成界面活性剤が皮膚を刺激したり、皮脂分を奪い去るからです。
それと同じ成分がシャンプーやボディシャンプーに入っていると思っている人は少ないだろうが、実際には多くの製品に同じ合成界面活性剤が入っているのです。
主成分はアルキルエーテル酸ナトリウム。略してAES
AESはいくつか種類があって、もっとも代表的なのがポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
「そんな成分は見たことない」と言う人もいるかもしれないが、それもそのはずで、実は別の名称が使われています。
その名は「ラウレス硫酸ナトリウム」。
これこそがまぎれもなくAESなのです。
なぜ、台所用洗剤と違う名称が表示されているのか。
これにはちょっとしたカラクリがあります。
ボディシャンプーは、洗剤ではなく、化粧品の部類に入ります。
化粧品の成分表示は日本化粧品工業連合会が作成した「化粧品の成分表示名称リスト」を利用することになりました。
その中にAESも入っているのだが、このリストにある名称がラウレス硫酸Naという聞きなれない言葉なのです。
ラウレス硫酸Naは簡略名で、いわば業界用語。
消費者がよく知らないこうした言葉をあえて使うことに、消費者の目をごまかそうという意図を感じます。
ラウレス硫酸Na。
あなたがお使いのシャンプーや、ボディシャンプーは大丈夫ですか?
暇なときにでも、容器裏の全成分表示をチェックしてみてください。
あと歯磨き粉の裏側の成分表などを見てみると、衝撃的ですよ。
市販のシャンプーは車のホイール洗いに最適です。油汚れがサクッと落ちます。ラウレス入りのシャンプーは風呂釜洗いを推奨しております。ほとんどコーティング剤(シリコン)も入ってるので、汚れが付きにくくなります。
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